みなさんこんにちは!
「繊維アパレル産業は石油に次ぎ、世界第2位の
環境汚染産業」国連貿易開発会議(UNCTAD)という
記事を目にしました。
環境に有害な影響を与えている産業として最初に頭に
浮かぶのは製造業、エネルギー、輸送、食品生産と
いった業界かと思いきや、ファッション業界が2位とは
驚きました。
季節や流行ごとに大量に生産して大量に消費するモデルで
売れ残った商品は大量に廃棄され、毎年生産される
衣類の85%が焼却・埋め立て処分されているという
のです。
なかでも環境負担が大きいとされるのが生産過程で
二酸化炭素(CO²)の排出量は全産業のうち1割を
占めるとみられ、さらに産業排水による汚染の約2割が
繊維の染色過程によるものと推計されています。
洋服1枚の生産には浴槽11杯分の水を必要とし、その
水の量の合計は年間500万人のニーズを満たすのに
十分な量(930億立方メートル)に相当するといいます。
さらに炭素排出量でみても、国際航空業界と海運業界を
足したものよりも多い量の二酸化炭素を排出していると
のこと。
いまの社会ニーズから考えても、今後は業界全体、社会
全体でこの環境問題に取り組むこと、個人の意識を
高めることが必要かもしれませんね。
みなさんの服も使い捨て型ではなく、長く使いその期間を
伸ばすだけでも環境負担は減らせるかもしれません。
さて、今月もサムシングニュースをお届けします~。
コーヒーブレイクにでも読んでいただけたら嬉しいです!
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