こんにちは!
野球ファンには米エンゼルス大谷選手が活躍するニュースを
見ることもあると思います。
打者としてホームランも魅力ですが、投手としての大谷選手も
見応えがありますよね。
大谷選手が操る横に大きく曲がる「スイーパー」という変化球が
あるのですが、これは縦の変化が小さく横に大きく動く球種で
3月のWBCワールド・ベースボール・クラシックで優勝が決まった
最後の1球に使ったので記憶にある方もいるでしょう。
もの凄い変化球でしたよね。
東京工業大学、九州大学、慶応義塾大学のグループは、
このスイーパーをスパーコンピューター富岳などを使って
分析したそうで、一般的な横の変化球「スライダー」とは
異なる、ボールを上向きに浮かせる力が働いている原理を
解明したそうです。
スイーパーは時速136~137kmで回転が1分間に約2600回転と
多く、回転軸は地面に垂直から打者の方向に50~60度ほど
傾いているとみられ、空気の層がはがれる場所や方向などの
働きも調べたようです。
球種も変化しますが、それを分析する方法も変化して、
研究方法は進化しているんだと感じます。
野球選手も研究者で、しかもそれを体、指先で操るのですから
やはり超一流ですね~。
さて、今月もサムシングニュースをお届けします~。
コーヒーブレイクにでも読んでいただけたら嬉しいです!
こちらからどうぞ
https://www.itm-asp.com/images_temp/11378/images/264.pdf