脇本康裕の気になるコラム

2025年09月27日 社長のコラム~身近なサステナブル素材を製品に

サステナブル素材をいう言葉がよく聞こえてくるようになりましたが
環境に配慮した糸(サステナブルヤーン)の素材は今後どこまで
社会に浸透するか個人的に注目しています

海外では特に意識した製品やブランドも出てきています

リサイクルナイロンで完全なサイクルを目指したり、製造時の水や
化学薬品の仕様を抑えるプロセスを採用したり廃棄予定だった材料を
有効活用する事例があります

国内でも縫製メーカーやブランドが取り組めそうな事例もあり
今後ますますそのような情報を発信したり、製品化につなげていく
取り組みは活発になるようなことを想像しています

例えば、工場で余るデットストック素材や余剰糸を雑貨にするとか
天然素材をニードルフェルトに加工した商品をつくるなどもしか
すると身近なところにもヒントがあるかもしれませんね~

素材の情報を収集し、製品プランのアイデアを掛け合わせ、さらに
セールスまでの流れをつくるにはマーケティング力が問われそうです

ここ北海道での事例では、羊の毛刈で廃棄される羊毛をつかって
テキスタイルやウール毛糸をつくっています

全てを一社ではできませんのでネットワークを組んで情報を共有し
将来に向けて一緒に取り組んでいきたいと思っていますー


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