脇本康裕の気になるコラム

2022年04月26日 脱プラへの転換

2022年4月1日からプラスチック資源循環促進法が施行されました。

プラスチックごみの排出削減は全ての事業者に係ることで、
相互連携によって国内のプラスチックの資源循環の相乗効果を
高めることが重要だといいます。

最近では、メディアでも脱プラの動きが大手企業を中心に
引き合いが強いなということはよくわかります。

パナソニックも、植物由来の成分を使った「バイオマス
プラスチック」の事業化をすすめ、スギの間伐材を原料とする
繊維を使って樹脂の量産を始めたようです。

22年3月にはサトウキビの搾りかすを原料とするバイオ
ポリエチレンと植物性繊維を使い、石油由来のプラスチックの
使用量を約90%減らした樹脂も開発。添加剤のスギの間伐材
などからつくる植物性繊維で補強し、強度を一般的なバイオ
ポリエチレンと比べ3倍高めたようです。

同じ薄さで強度をだすことができれば使い道も日用品や家電
のほか自動車部品への採用も視野に入ってきますよね。

植物由来の原料を使ったプラスチックの世界市場は23年に
310万トンと19年より17%増える見通しだそう。

私たちのまわりでも、環境意識の高まりを受けて飲料ボトルや
ストローでは石油由来プラスチックを代替する素材の普及が
こらからもっと普及してくるように思います。

脱プラはますます進んでいくように思います~

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