ホテル・観光業でもSDGs(持続可能な開発目標)にかかわる商品や
サービスの開発に力を入れています。
ホテルでは規格外野菜をつかったメニューや地域産業の活性化に
つなげる宿泊プランも充実させてきています。
SDGsに関心を持つ顧客も増えているといい、それを軸にした
サービスが増えてきているようです。
廃棄予定の野菜や食材をメニューに取り入れるのをはじめたほか、
宿泊プランでもSDGs体験をテーマにしたものもあるとのこと。
長野県では栽培された「いちご」を育てる農作業を手伝い、いちごの
手入れなどを体験します。
また、自然環境を学ぶこともでき、スキー場で森林の間伐などを体験し
環境保全について学ぶといったようなものもあるようです。
働きながら観光する「ワーケーション」を通じて企業のSDGs活動を
支援する法人向けのサービスもあるようで、働き手が不足している
小規模ワイナリーでの農作業を手伝い、SDGs目標17の「パートナー
シップで目標を達成しよう」につなげるといったものだそう。
顧客の選択肢に「SDGs貢献につなげてもらう」といった商品や
サービスは今後ますます増えていくように感じました。