情報のプラットフォームになることはとても大事なことだと
感じています。
飲食物の移動販売車「キッチンカー」と出店場所を仲介する
スタートアップのMellow(メロウ)がその普及をけん引して
いるという記事をみました。
キッチンカーはトラックやワゴン車を改造して作りたての
食事を移動先で販売するのですが、メロウはビルやマンション
などのオーナーや管理会社から出店スペースを募り、
出店先を探すキッチンカー事業者の相談にのり場所を紹介
するというもの。
また、そのキッチンカーの集客もスマートフォンアプリ
「SHOP STOP(ショップストップ)」に登録してもらい
営業する場所や時間、料理などの情報を発信するといいます。
利用者が登録した自宅や勤務地の近くで営業を知らせる機能も
あるそう。
また、共通スタンプ機能やポイント付与して新規客を送り込む
機能もあります。
出店スペースは3年前の4倍、キッチンカーの登録事業者は3倍に
増えているとのこと。
月間流通額は4億3千万円を超え、アプリを利用して得られる
顧客の性別や単価、利用頻度などを分析して販売戦略を
生かせるようにしているという取り組みもしています。
都内ではキッチンカーは競争激化もあって減る傾向でしたが
メロウが支援する事業者は増えているのだそう。
やはり場所選びや顧客接点づくりが必要になり、メロウの
仕組みが注目され選ばれているのでしょう。
社会のニーズをマッチングするプラットフォームは今後も
さまざまなところで新たなサービスが生まれることでしょう。