女性向けの衣服などの貸し出しサービスを手掛けるエアークローゼット
(東京都)が、RFID(無線自動選別)を活用して在庫や出荷管理だけ
でなく個々の商品や貸し出し履歴や検品、補修といった情報を把握できる
倉庫の在庫管理システムをシェアサービス向けに開発したという記事を
みました。
大手アパレルメーカーでは、タグにもRFIDを使ったものが増えてきて
います。
スキャナをかざすだけでタグを一括読み取りしたり箱に入っていても
読み取れます。ですので検品や在庫管理といった業務にとっては
とても効率がよくなったはずです。
シェアサービスでは同じ商品を複数人が使用しますが、従来のシステム
では検品や補修といった情報までは把握できずに個別に人の手で管理する
必要があったそう。
開発したシステムでは、RFIDを装着できる様々な物品に対応でき、
貸し出し履歴、検品、補修といった情報を自動で登録し一括管理できる
ようになっています。
シェアリングエコノミーの市場規模は2020年度は約2兆円、30年度には
最大14兆円に成長すると予測があり、開発したシステムを外販する方針
とのこと。
市場が大きくなれば新たにシェアサービスを始めたい企業の需要をつかむ
ことができるのではないでしょうか。
生活のまわりに今後いろいろなシェアサービスが増えていくだろうと
感じました~。