「スマートファニチャー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
音声入力や専用アプリによって人の指示通りに専用家具を移動させら
れることで、国内のスタートアップが家具の自動運転を可能にする
家庭用自律移動ロボットを開発しました。
開発された「カチャカ」と呼ぶそのロボットは、決まった組み合わせの
発話を認識して指示にあわせて本体が動いて棚とドッキングして
指示された場所まで運ぶ仕組み。
そのカチャカは自律移動可能な自動掃除機のルンバのようなイメージで、
カチャカの上には連結部分があって、対象となる家具がそれと連結し
棚が動くというもの。
なので、家具にカチャカの連結部をつくれば、その家具はロボットの
ように動くことができてしまいます。
パートナー企業と連携すれば使い方やバリエーションが広がり
住空間の常識が大きく変わる可能性を秘めています。
新しいコンセプトの商品のため、中長期的な時間がかかるかも
しれませんが、動く家具の登場で住宅の中で動かないものと
されてきた家具が日常的に動くようになると間取りやデザインまで
変わってきそうです。