脇本康裕の気になるコラム

2022年02月26日 業務・サービスロボットの世界市場

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済が新型コロナ
ウイルス感染症の流行を背景とした自動化や省人化、非接触
対応ニーズの高まりにより導入が進む業務・サービスロボットの
世界市場を調査した結果をまとめた情報を目にしました。

人手不足対策や非接触対応、自動化ニーズの高まりにより
大きく伸長した品目もあり、特に、パワーアシスト・増幅スーツ
や、紫外線照射ロボット、スマートスピーカー、テレプレゼンス
ロボット、調理ロボットは大幅な伸びだったようです。
介護や農業、物流における業務負担の軽減目的や、在宅勤務の
増加などといった社会環境の変化が市場拡大を後押ししました。

家庭用は最も市場規模が大きいようで、スマートスピーカーが
市場をけん引しているのだそう。在宅時間が増えていることから
需要が増加。そのほか家庭用清掃ロボットは今後世帯普及率が
高まるとみているようです。

また、建設、物流、レスキュー、インフラ、農業用はドローンや
無人ヘリがこの分野の7割以上をしめ、空撮、農薬散布、測量、
構造物点検など新用途での活用が進むことも期待されています。

今後も深刻な人手不足や高齢化に加えて自動化や非接触ニーズの
高まりに伴い伸長が続くとみられ、医療介護やオフィス・店舗用では
2025年の市場は2020年比で2.1倍を予測しています。

確かに身の回りには数年前と比較して自動化や省人化、非接触の
ロボットがとても増えたように感じます。
このような動きは、関連してAIや人工知能・RPAの世界市場も格段に
市場の拡大が期待されますね~

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