３次元計測用のボディスーツ「ZOZOSUIT（ゾゾスーツ）」が
医療分野の研究に活用されています。

ガン研究会有明病院とZOZOの研究チームはゾゾスーツを使い
がんの治療後におきる「リンパ浮腫」と呼ばれる手足の
むくみの程度を精度よく測ることで治療効果を確認しやすい
とのこと。

リンパ浮腫国内患者数は推定約15万人といわれ、従来は医師が
巻き尺をつかって測る方法では誤差が大きく時間もかかり
患者に一定の負担もかかっていたところ、ゾゾスーツは
全体に2万個のマーカーが施されており、着用してスマート
フォンのカメラで撮影すると体の３次元的な形状を把握
することができます。

値のぶれも精度としては十分で、リンパ浮腫が起きやすいと
される患者にスーツを定期的に測定してもらえば早期に発見
でき治療につなげられるとみています。

患者に自宅でゾゾスーツを使って測定できれば診察時間の
短縮にもつながります。

これまでにもゾゾスーツで背骨が曲がる側彎（そくわん）症の
検知に成功もしており、医療現場で活用する研究はまだまだ
続きそうな予感がします～