繊維生地の管理に使う荷札「下げ札」に無線自動識別(RFID)
タグを貼り付け繊維生地の管理をDX化した事例記事を見ました。
繊維生地の管理には、生地の種類や色、長さなどの情報を
「下げ札」という荷札に各箇所で手書きで記録するのが一般的。
これをRFIDタグとバーコードを記載した「下げ札」に変更すれば
繊維メーカーから問屋、物流業者、小売まで各事業者毎で記録
する手間をなくすことが可能になるとのこと。
1点ずつ反物はバーコードリーダー読み取り、多数の場合は
RFID付き専用パレットを読み取ることでパレットの情報と
パレットに記載する繊維生地(反物)の情報を紐づけます。
これにより、RFIDリーダをかざしてパレットの場所がわかれば
所望の繊維生地がどこにあるか把握が可能になり、探す手間が
省け効率アップが見込まれるという。
利点を活かすには多くの出荷元などが使う必要があるため業界
全体の環境を整えるのは大変かもしれませんが、アナログ工程の
多い業界ほどDX化を図ることで効果が得られる事例はまだまだ
ありそうに感じます。