脇本康裕の気になるコラム

2023年01月28日 空を飛んできた布

SDGsをテーマにした社会活動が盛んになるいま、身近にある
様々なものにもストーリー性のある商品が開発されるように
なりました。

最近みた記事では、アパレル大手のオンワード商事とANA
ホールディングスは、ビジネスクラスなどの廃棄シート
カバーを使ったルームシューズを発表しました。

これまでも普通席のシートをつかったルームシューズ3種類を
を販売しており、廃棄対象のシートが出てきた段階でその都度
枚数に応じて生産。


過去2回の販売では約120足に対して約4000件の応募がある
人気振りなのだそうです。

JALでも、飛行機を解体すると出る救命胴衣やシートベルトなど
不要になった装備や部品を再利用してバッグやケース、ポーチ、
キーホルダーなどにして販売しています。

そのほかで特に人気なのが「整備のお仕事ガチャ」
翼のボルトやエンジン用のナット、読書灯のカバーといった
小さい部品をガチャコーナーで売り出して完売したそうです。

航空関連のグッズは飛行機愛好家からの人気が高いそうで、
そのほか環境に配慮した取り組みへの共感から購入希望する
人も多いとのこと。

ただの布ではなくて、空を飛んできたというストーリー性も
楽しめますよね。

ほかでは、新幹線や鉄道の座席生地を利用した商品も販売されて
おり、ますますこのようなアップサイクルされた企画商品が
社会に受け入れられるようになりました。

今後もますますアップサイクルされる商品が出てくるでしょう~








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