脇本康裕の気になるコラム

2026年05月21日 巨大農業サプライチェーンの誕生へ

ここ北海道は田植えの季節となりました
「カッコウが鳴いたら田植えの時期」という自然の慣習で親しまれ、
遅霜の心配がなくなり農作業を本格的にはじめるのに適した時期と
なりました

さて、このお米に目を向けてみると、日本の米農家は1970年の
約466万戸から2020年には約70万戸と50年で約85%も減少して
いるそうです

さらに後継者問題で、あと5~10年で急減が確実視されているなか
小規模の個人農家が消え、大規模法人へ集約されている構図に
変化してきています

日本人の米消費は減少しているものの絶対量は非常に大きな市場なので
企業も自前生産に動きはじめています

この動きに特に強いのは消費地をもっている企業で、外食、コンビニ、
冷食、EC食品など作れば自前で売れる先を持っているところ

全国への物流網と販路、店舗配送を得意とする会社は作った瞬間に
売れる体制があるので参入への投資が加速することが想像できます

将来は巨大な農業サプライチェーンが高い確率で誕生するでしょうね

これからはお米だけではなく農作物、水産物等にいたるまで供給設計に
よって産業構造がいままでとは違う動きになります

アパレル業界がユニクロのようにSPA化しているのと同じように、
お米をみても各社このような動きが活発になる時代に入っているなと
感じます~

pagetop