米国では就寝前にスナックを食べる習慣を持つ人が多いが、
ほとんどのスナックは糖や脂肪が多く、睡眠の質に影響を
及ぼすことから寝る前に口にする食べ物とは言い難い。
そうした「夜のおやつ問題」を解決すべく開発された
「ナイトフード」が注目されています。
米国には「メラトニン」など、眠りに関する成分を含む
サプリはあるが、そうした機能をうたえるスナックは
ありません。
そこでヘルシーで良質な眠りを促すことができる‟スリープ
フレンドリー”な夜のスナックを開発したといいます。
睡眠の専門家の協力を得て開発したアイスクリーム2種と
クッキーを展開。
糖や脂質を抑え、睡眠の質を向上させるとされる
たんぱく質や食物繊維をより多く含有しています。
また、ビタミンB6、マグネシウム、亜鉛など睡眠に
関与する成分も配合しています。
販売戦略に目をつけたのがホテルでの展開。
ナイトフードのアイスクリームは‟良い睡眠の提供”を
重視するホテルのニーズに見事に合致し、ヒルトン系や
マリオット系、チョイス系など販路を急拡大し
24年までに約1000軒超のホテルで展開するといいます。
クッキーも食品メーカーのネスレと組み、航空機内での
試供を開始したそう。
販売戦略の発想が参考になりますね~