脇本康裕の気になるコラム

2023年08月28日 キッチンカーの仲介から集客まで支援

情報のプラットフォームになることはとても大事なことだと
感じています。

飲食物の移動販売車「キッチンカー」と出店場所を仲介する
スタートアップのMellow(メロウ)がその普及をけん引して
いるという記事をみました。

キッチンカーはトラックやワゴン車を改造して作りたての
食事を移動先で販売するのですが、メロウはビルやマンション
などのオーナーや管理会社から出店スペースを募り、
出店先を探すキッチンカー事業者の相談にのり場所を紹介
するというもの。

また、そのキッチンカーの集客もスマートフォンアプリ
「SHOP STOP(ショップストップ)」に登録してもらい
営業する場所や時間、料理などの情報を発信するといいます。

利用者が登録した自宅や勤務地の近くで営業を知らせる機能も
あるそう。
また、共通スタンプ機能やポイント付与して新規客を送り込む
機能もあります。

出店スペースは3年前の4倍、キッチンカーの登録事業者は3倍に
増えているとのこと。

月間流通額は4億3千万円を超え、アプリを利用して得られる
顧客の性別や単価、利用頻度などを分析して販売戦略を
生かせるようにしているという取り組みもしています。

都内ではキッチンカーは競争激化もあって減る傾向でしたが
メロウが支援する事業者は増えているのだそう。

やはり場所選びや顧客接点づくりが必要になり、メロウの
仕組みが注目され選ばれているのでしょう。

社会のニーズをマッチングするプラットフォームは今後も
さまざまなところで新たなサービスが生まれることでしょう。

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